こんにちは。
最近身体がだるい、やる気が起きない、なんとなく調子が悪い…などの症状はないですか?
それは、もしかしたら「春バテ」かもしれません。

そんな「春バテ」の原因、対策をまとめて見ましたので、気になる方はぜひ読んでみてください。
- 春バテって何?
- 春バテのチェックをしてみよう
- 春バテの原因
- 春バテと自律神経の関係
- 春バテの予防と対策
- 自律神経を整えて春バテを乗り切ろう
1.春バテって何?
春バテとは3〜4月の春の時期に起こる体調不良です。肩がこる、頭痛がする、なんとなく調子が悪いなど。これは春の気候、寒暖差や気圧の変化、新しい環境のストレスなどが原因で自律神経が乱れ心身の不調となって現れます。これを「春バテ」と言います。
2.春バテのチェックしてみよう
○頭痛がする
○首や肩がこる
○腰が痛い、だるい
○便秘や下痢がある
○胃腸の調子が悪い
○疲れやすい、疲れが取れない
○眠りが浅い、朝起きるのがつらい
○緊張する、イライラする
○集中できない
○やる気が起きない
これらの症状に当てはまるものがあれば「春バテ」かもしれません。
3.春バテの原因
春は寒暖差や気圧の変動が大きい季節です。また、進学や、就職、転勤など生活環境が大きく変化する時期でもあります。これらのストレスや不安感などが原因で自律神経が乱れ「春バテ」に繋がると言われています。
4.春バテと自律神経の関係
自律神経とは、自分の意思では動かせない(自律して働く)神経です。血管、血圧、心拍、筋肉、消化、排尿排便などを休むことなく管理し、身体を健康な状態を保ち続ける重要な役割をしてます。
自律神経には活動的な時に働く「交感神経」とリラックスしている時に働く「副交感神経」があります。
よく例えられるのは車の「アクセル」と「ブレーキ」。
動く時、止まる時、これらの機能がお互いにきちんと働くことで安全に運転できます。どちらかが壊れていたら事故を起こしますよね?
身体も同じで「交感神経」と「副交感神経」がバランスよく働くことで健康な身体が保たれています。
しかし、何らかの原因でバランスが乱れると、身体の調節機能が上手く働くなくなり心身の不調として現れます。
また、更年期症状も自律神経の乱れに関係しています。症状も「春バテ」と似た所がありますよね。
5.春バテの予防と対策
「春バテ」の予防には自律神経のバランス整える生活習慣が大切です。
- 栄養のバランスが取れた食事
- 適度な運動
- 入浴
- 睡眠
- その他
栄養バランスが取れた食事
まずは1日3食きちんと食べること。朝食を食べない人も多いですが、目覚めのスイッチと活動エネルギーを得るためにも朝食は重要です。
春バテを防ぐ為に必要な栄養素はタンパク質、ビタミンB群(主にB1、B6)を摂ること。
タンパク質は神経伝達物質の原料になり、ビタミンB群は神経の働きをスムーズにする役割があります。
タンパク質ー肉や卵、大豆など
ビタミンB1ー豚肉、鮭、豆腐、さつまいも、ほうれん草など
ビタミンB6ーさんま、カツオ、マグロ、レバーなど
朝食はご飯に鮭フレークを混ぜて玉子焼きや味噌汁など。毎日魚を焼くのは大変って方は鮭フレークは簡単に栄養が摂れて便利です。特にタンパク質は朝に不足しがちなので、積極的に摂りたい栄養素です。
昼食は丼物やパスタには野菜スープを付ける、うどん、ラーメンなどは野菜を入れて具だくさんになど。面倒なら、飲み物を野菜ジュースや青汁にしてみると野菜や食物繊維も摂れて栄養バランスが整います。
ただし野菜ジュースは商品によっては糖分が高いものもあるのでカロリーオーバーに注意してください。
カット野菜や、インスタントなどを上手に使ってなるべく続けるようにすることが大切です。
食事で摂るのが1番良いですが、難しい時にはプロテインやビタミンB群のサプリメントを活用するのも有効です。ビタミンB群は水溶性のビタミンなので、こまめに摂ることをおすすめします。
適度な運動
ウォーキングやストレッチなど、ゆっくりとしたリズムで続けられる運動を習慣にする。
仕事の合間に身体をほぐす、肩を回す、なるべく階段を使う、お風呂上がりのストレッチなど簡単なものから。血行不良は自律神経の乱れに繋がるので意識して行ってください。
おすすめは、家の中でのウォーキング。その場で手を大きく振り、足を高く上げて足踏みするだけ。しっかり行えば汗をかくくらい運動出来ます。好きなドラマを見ながら、音楽を聴きながらでも出来ますよ。雨の日でも関係なし。
入浴
ぬるめのお湯(38〜40度)にゆっくり浸かってリラックス。仕事のことは一旦忘れましょう。寒い日は血行促進効果のある入浴剤や、好きな香りで癒やされるのもおすすめ。
睡眠
睡眠はなるべく7時間は取れるようにしましょう。休みの日の寝溜めは効果がない上に自律神経の乱れに繋がるので要注意です。休みの日でも出来るだけ普段と同じ時間に寝起きしましょう。
前後1時間ずらす程度なら大丈夫です。睡眠の環境も大切です。身体に合った寝具を選びましょう。睡眠時間が充分取れているのに寝起きでも疲れが残っているようなら、寝具の見直しも検討してみてください。
寝る前のスマホ、ついついしがちですよね。スマホのブルーライトは脳の覚醒を促して睡眠の妨げになるので寝る1時間前には見ないように心がけましょう。
また、ブルーライトカットの機能もあるので活用するのも良いですね。
その他
寒暖差が大きい季節です。朝出かける時は寒くても日中は汗ばむ陽気の日も。そんな時は着るもので調節をしましょう。カーディガンやマフラーなどが最適です。
カイロなどで首元、お腹を温めるのも有効です。
ストレスも自律神経を乱す要因です。自分なりのストレス発散法を見つけましょう。
一人カラオケで大声を出す、読書をする、映画を見る、散歩に出かけるなど、好きな事をする時間を作りましょう。友達としゃべり倒すのもおすすめです。
6.自律神経を整えて春バテを乗り切ろう
春は寒暖差と生活環境の変化の大きい時期です。体調を崩した時は自分の食事と生活リズムを振り返り、メンテナンスの時期と考え春バテを乗り切りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます😊